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ヨシで間違いありませんか?

【正体】

とある剣術を扱う一派の一員で都入りを目指しているけれど、

問題はあたしの一派が忌み嫌われ、都入りを禁じられていることかしら。

あたし……いや、俺は顔が割れているから、こうやって女に変装して挑んでみようとしているところだ。

検問所は、女はしっかりとは検査しないらしいからな。

仲間に華奢だの女顔だのからかわれてきたけど、こうして役に立つなら悪くないだろ。

ただ、女に変装するには少し背が高いし、二の腕に立派な筋肉がついてるけどね。

もし俺があの剣士「椿刈り」だと知られたら、お節介な宿泊客が政府にそれを密告しかねない。

我が一派の存続をかけたこの都潜入作戦、なんとしてでも完遂しなければ。

 

【宿泊客たちの印象】

ハツ:世の汚いことなんて知らないわ、と言いたげな美しい目を持っている。家出中の箱入り娘といったところか。お前みたいなやつはすぐ死ぬ。

丑之助:腰の刀から見て一目瞭然だが、剣術に長けた男のようだ。この男が俺の正体に気づくのは時間の問題だろう。まあ、気づかれても、背中の石斧さえあればすぐに首を飛ばせるけどね。

音太郎:つまらない男だけど、さすが放浪者、ある程度の修羅場は潜っていそうな風格はある。

 

【事件前後の行動】

12:00~12:30 誰にも見つからないように風呂に入りたい。他の宿泊客や主人が寝静まるまで耳をすます。まだ二人ほど出歩いているらしいな。早く寝ろ。

12:30~1:00 やっとそれぞれ部屋に戻ったようなので、こっそり風呂場に向かう。利用時間を過ぎているから湯船のお湯は抜かれているけど、水浴びだけで俺は充分。

1:00~1:30 こっそり部屋に戻って、少しするとまた誰かが出歩いている音が聞こえた。夜更かししすぎだろ、寝ろよ。呆れながら荷物整理をしていると、風呂場に男物の下着を忘れたことに気づいた。

1:30~2:00 風呂場へ下着を回収しに行くが、どこにも見当たらない。誰かに拾われたなら厄介だな……。仕方がないから自室へ帰る途中、食堂に宿の主人とハツがいるのを見た。主人は何かに怯えているらしく、ハツはそれをなだめていた。

2:00~3:00 無くした下着のことを考えながら就寝。明日主人に聞いてみようか迷う。よく寝たので他のことは何も覚えてない。

3:00 ハツの悲鳴で目を覚ます。悲鳴が聞こえた主人の部屋へ向かう途中、音太郎の部屋から慌ただしい雰囲気を感じたので、戸を開けると、音太郎が窓から逃げようとしているところだった。とっ捕まえて現場へ連行した。怪しすぎんだろ。

 

【証拠・証拠品】

風呂場の脱衣所に捨てられていた主人の血濡れの割烹着。穴は開いていない。

 

【目標】

メイン:犯人に投票する。

サブ:自分の正体が知られない。

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